WordPress 5.5とemulsionテーマについて

2020/8/12 WordPress 5.5がリリースされました。
新しい環境で、emulsion テーマ(ver 1.5)を使用する場合に、覚えておいてほしいことを、メモに残します。

WordPress5.5でブロックエディタの機能は、最新のグーテンベルグの機能が取り込まれました。

新しい環境では、gutenbergプラグインは必要なくなるのか?

プラグインを使用するかどうかは、それぞれのサイトの運営者が決めていただくことですが、emulsion テーマでプラグインをデアクティベートした場合に、機能しなくなるものがいくつかあります。

gutenbergプラグインをアクティブに設定していただけば、これらの機能は自動的に有効になります

段落や見出しなどでのリンクカラー設定

この機能は、実験的な機能なので、gutenbergプラグインがないと、リンク色設定は表示されなくなります。

カバー画像のパディング設定

この機能も、実験的機能なので同様に設定は表示されなくなります。

見出しの、HTML アンカーについて

個別投稿ページで、HTMLアンカーが設定された(リンクの設定がされていない場合)emulsionテーマは、a要素を見出しに追加し、見出しリンクをコピーできるように調整します。(見出し以外の場合は、a要素を追加することはありません)

テーマのlazyload機能は、デフォルトでOFFに変更しました

コアで、lazyloadをサポートするようになったため、テーマの機能を停止しました。

スタイルシートを分割しました

emulsion テーマは、従来 common.cssというファイルに、主要なスタイルをまとめていましたが、機能ごとにスタイルを分割し、必要に応じてロードする形に変更しました。これにより、非カスタマイズ時の、応答性を改善しました。

コア機能で、サイトマップが有効になりました

詳細は、WordPress 5.5 準備できていますか? – WordPress Theme Emulsion をご覧ください

画像編集機能が追加されました

詳細は、GUTENBERG PLUGIN VER8.4 主な変更 – WordPress Theme Emulsion をご覧ください

複数ブロックのコピーや、色設定の変更ができるようになりました

詳細は、GUTENBERG PLUGIN VER8.4 主な変更 – WordPress Theme Emulsionをご覧ください

ブロックパターン、ブロックスタイルについて

詳細は、WordPress 5.5 準備できていますか? – WordPress Theme Emulsionをご覧ください。

まだ、テーマでの実装は、行っていませんがブロックパターンのサンプルコードをぜひ一度お試しください 🙂

translate_with_gettext_context()内で、”gettext_with_context_{$domain}” フィルターが使えるようになったようです。

コアがロードするgoogle fontのコントロールなどに使えるかもしれませんね

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