Raindropsテーマ(1.344)テンプレート一覧と、そのファイルの役割について説明します
このテーマは、テンプレートファイルだけでなく、そのほとんどのファイルをチャイルドテーマの同階層に配置すると、
チャイルドテーマのファイルを読み込むように作られている点です。
この仕組みによって、Raindropsは、それ自身が持っている機能やスタイルのほとんどを自由にコントリール出来ます。
- スタイルシート
- テンプレートファイル
- 404.php
- bbpress.php
- blank_front.php
- category.php
- comments.php
- date.php
- footer.php
- header-front.php
- header-xhtml.php
- header.php
- image.php
- index.php
- loop.php
- page.php
- part-additional.php
- part-blog.php
- part-gallery.php
- part.php
- pdf.php
- preparation.php
- search.php
- searchform.php
- sidebar-default.php
- sidebar-extra.php
- sidebar.php
- single.php
- widget-sticky.php
- page-templates/front-page.php
- page-templates/front-portfolio.php
- page-templates/full-width.php
- page-templates/list-of-post.php
- page-templates/page-featured.php
- Javascript
- 翻訳ファイル
- テンプレート以外のPHPファイル
- アドオンプラグインファイル
スタイルシート
Raindropsテーマは、なぜフォントスタイルや、グリッド等細分化したスタイルを使っているのか?このフレームワークは、すでに役目を終わっていますが、レインドロップステーマは、このフレームワークをベースにCSS Hackを除去したり、Raindrops独自のスタイルを追加してきました。
もちろん、一枚のシートにまとめることも可能ですが、ある理由で分割したままの状態を維持しています。
それは、投稿の編集画面の本文表示機能「ビジュアルモード」の機能を充実させるためです。
実際に試してみてください。
fonts.cssに、クラスを指定して新しいフォントファミリー、フォントサイズのスタイルを追加します。
投稿を作成して、テキストモードで クラスを指定して 下書き保存し、ビジュアルモードで開いてみてください。
どうですか?
(「投稿を作成して、テキストモードで クラスを指定して」というのは、あくまでテストの話で、ビジュアルモードをちょっとカスタマイズすると、ビジュアル画面だけですべてが完結する事だろうという事は、解かっていただけると思います。)
チャイルドテーマで、スタイルシートのカスタマイズをする場合
- 親テーマのstyle.cssは、自動的に設定されますので、チャイルドテーマのstyle.cssには@importなどの設定はする必要がありません。
- それ以外のCSSファイルは、親テーマのCSSをコピーして、チャイルドテーマに配置してください。自動的にチャイルドテーマ内の同名CSSが読み込まれます
例えば、ja.css等のように、親テーマで、languages/css/といったディレクトリ内にあるファイルは、ディレクトリ階層を同じにしてチャイルドテーマにセットしてください
style.css
WordPressテーマに必須のファイルです。WordPressは、それが「テーマ」であるかどうかをこのファイルのコメント欄で判断します。 このファイルでは、要素やブロックのサイズ、マージン、パディング等、表示構造に関するルールが記述されています。 このスタイルシートは、ボーダーや背景色、色の指定は、特別な場合を除き行われません。fonts.css
このスタイルシートでは、フォントサイズ フォントファミリの設定を行います。ボーダーや背景色、色の指定は、特別な場合を除き行われません。grids.css
このスタイルシートでは、カラム毎の幅の設定を行います。ボーダーや背景色、色の指定は、特別な場合を除き行われません。css3.css
このスタイルシートでは、カラータイプ w3standard で除外されるCSS3スタイルを記述します。responsiveness.css
このスタイルシートは、メディアクエリ―のスタイル設定を行います。 このスタイルシートは、レスポンシブデザインを使わずに、テーマスイッチ機能などで、テーマのレスポンシブ設定を停止して、フルードレイアウトで表示したい場合などに、レスポンシブ設定が簡単に取り除けるように、style.cssとは別に記述されています。rtl.css
書字方向が右から左に表示する言語向けのスタイルシートです。fallback.css
このスタイルシートは、Raindropsテーマのスタイル指定を、読み込めないブラウザや、視覚障害などによって、ソースに表示されている順番になっていたほうが、コンテンツの理解がしやすい場合に使う特別なCSSです。editor-style.css
投稿の編集画面の、投稿本文 ビジュアルモードで使用される スタイルシートです。admin-options.css
管理画面の背景画像等のページで使われるスタイルシートです。 現在は、あまり使用されていませんが、wp-admin/themes.php?page=custom-header から、WordPress4.4でも使用可能な状態にあるため、スタイルを維持しています。languages/css/en_US.css
このスタイルは、特に使用用途はありませんが、言語設定と連動したCSSファイルの読み込みが可能であることを示すために、配置されています。languages/css/ja.css
言語設定が日本語に設定された場合にロードされる 日本語向けスタイルです。テンプレートファイル
- それ以外のCSSファイルは、親テーマのCSSをコピーして、チャイルドテーマに配置してください。自動的にチャイルドテーマ内の同名CSSが読み込まれます
例えば、full-width.php等のように、親テーマで、pagetemplates/といったディレクトリ内にあるファイルは、ディレクトリ階層を同じにしてチャイルドテーマにセットしてください
404.php
ファイルが存在しない場合に使われるテンプレートファイルです。blank_front.php
特に初心者向けに、トップページにこの固定ページテンプレートを設定して、テンプレートの各項目に直接 y を記述する事でサイドバーやサイトタイトル等を簡単に非表示にしたりすることを目的に作られましたが、今後廃止予定です。
category.php
カテゴリーアーカイブを表示するテンプレートです。
comments.php
コメント一覧を表示する時に使用されるテンプレートです。
date.php
年次、月次、日別アーカイブを表示する時に使用されるテンプレートです。
header-front.php
固定ページテンプレート Front Page Template(front-page.php)用のヘッダーの表示に使用します。
header-xhtml.php
カスタマイザー / 高度な設定 / HTML文書型 xhtmlが選択された場合に使用されます
header.php
カスタマイザー / 高度な設定 / HTML文書型 html5が選択された場合に使用されます
image.php
添付画像ページの表示に使用されます。
index.php
トップページ、または、適用可能なテンプレートがない場合に使用されるフォールバックテンプレートです。
loop.php
アーカイブページ等の、投稿リストを表示する時に使用されます。
page.php
ページを表示する時に、デフォルトテンプレートが選択された時に使用されます。
part-additional.php
bbpress.php テンプレートで使用するテンプレートパートファイルです。bbpressプラグインを利用してしている場合のみ使用されます
part-blog.php
カテゴリーにblogが設定されている投稿、またはカスタムフォーマット statusの場合に使用されるテンプレートパートファイルです。
part-gallery.php
カテゴリーにgalleryが設定されている投稿、またはカスタムフォーマット galleryの場合に使用されるテンプレートパートファイルです。
part.php
汎用で使用される投稿を表示するテンプレートです。
pdf.php
添付ファイルPDFを表示する時に使用されます
preparation.php
空白のテンプレートです。このテンプレートは、FTP環境などがない場合に、テーマの編集から、テンプレートを追加するといった場合に用意されている予備テンプレートファイルです。
search.php
検索結果を表示する時に使用されるテンプレートです。
searchform.php
検索フォームを表示する時に使用されるテンプレートパートファイルです。
single.php
個別投稿を表示する時に使用されます。
widget-sticky.php
page-templates/front-page.php
固定ページで、Front Page Template が選択された時に使用されます。
page-templates/front-portfolio.php
固定ページで、front portfolio Template が選択された時に使用されます。
page-templates/full-width.php
固定ページで、 Full-width Page Template, No Sidebar が選択された時に使用されます。
page-templates/list-of-post.php
固定ページで、list of post が選択された時に使用されます。
page-templates/page-featured.php
固定ページで、Page Featured が選択された時に使用されます。
Javascript
チャイルドテーマ内で、javascriptファイルをカスタマイズしたい場合は、親テーマからコピーして、チャイルドテーマに同じファイル名で保存していただくと、自動的にチャイルドテーマの同名ファイルを読み込みます。
例えば、customize.jsのように、親テーマで、lib/といったディレクトリ内にあるファイルは、ディレクトリ階層を同じにしてチャイルドテーマにセットしてください
raindrops-helper.js
raindrops.js
lib/customize.js
翻訳ファイル
fr_FR.mo
fr_FR.po
翻訳ファイルですja.mo
翻訳ファイルですja.po
翻訳ファイルですpl_PL.mo
翻訳ファイルですpt_BR.mo
翻訳ファイルですpt_BR.po
翻訳ファイルですraindrops.pot
翻訳テンプレートですテンプレート以外のPHPファイル
チャイルドテーマ内で、これらのファイルをカスタマイズしたい場合は、親テーマからコピーして、チャイルドテーマに同じファイル名で保存していただくと、自動的にチャイルドテーマの同名ファイルを読み込みます。例えば、csscolor.phpのように、親テーマで、lib/csscolor/といったディレクトリ内にあるファイルは、ディレクトリ階層を同じにしてチャイルドテーマにセットしてください