プレリリース 0.9.0

emulsion テーマとは

emulsion テーマは、ヘッダー、サイドバー、フッターといったWEBページを構成する主要なブロックを、ページ毎に取り外したり、テーマのスタイルをリセット、またはスタイルシート全体を削除することができる モジュール型のテーマです。

ページビルダープラグインや、ブロックエディタは、フロントエンド用のスタイルを実装しているため、このような環境下では、テーマのスタイルそのものが、使用されないCSSの塊と化し、パフォーマンスへの悪影響を防ぐことができます。

過渡期である現在、従来型のショートコードで構成されたギャラリー、ブロックエディタによるギャラリーやウィジェットなど、同一機能を持つ複数のHTML構造の両方をテーマはサポートする必要があります。

emulsionテーマは、ブロックエディタが開拓する未来のWEB Publishing と現在の複雑さを可能な限りシンプルに結び付けることを念頭に設計しました。

ブロックエディタは、まだ完成品ではありません。また、新しいフェーズも始まっています。ブロックエディタの変化がもたらす機能性に対応する必要性もありますが、テーマレビューチームの審査を受けるために このテーマを公開します。

この小さなテーマの機能性が、WordPressでサイトを運営する多くに人に受け入れられることを、心より祈っています。

テーマの特徴

カスタマイザーでの設定は、CSS variablesを介して、フロントエンド、TinyMCE、ブロックエディタに反映します。また、PHP SCSSコンパイラー( wp-scss plugin )を使えば、特別開発環境を作らなくても、静的CSSを作成するができます。

wp-scssプラグインを使用する場合は、テーマのインストール後に再アクティベートしてください。SCSSディレクトリと、CSSディレクトリの設定が自動的に行われます。

Note:このプラグインを使用すると、コンパイルに時間がかかります。また、少し古いプラグインですが、動作します。

色設定が、従来のテーマに比べて簡単に行うことができます。一般的にはブロックの背景色を変更と、テキストの色の変更は別々の機能になりますが、このテーマの場合は、背景色の明暗から、自動的にテキスト色を設定します。もちろん必要があれば、カスタマイズが可能です。

ダークな背景を選択した場合、プラグインのCSSとコンフリクトして可読性が落ちることがよくありますが、完全ではありませんが、コンフリクトを回避するための工夫をしています。