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注意
Gutenberg 17.6.0 あたりで、Connections は、実験中の項目が削除されこの機能は停止された模様です。
Pattern Overrides が追加されています。
これは動的パターンを作成した場合、投稿側では編集することができませんでした。
見出し、段落、画像、ボタンで「高度な設定/パターンの上書き」が新しく追加され、有効にしたブロックは、投稿側で編集可能になる機能です。
段落ブロックをカスタムフィールドの値で置換する機能
WordPress 6.4では、まだコアに実装されていないGutenberg の機能です。
Gutenberg Pluginの実験中機能Connections(接続）を有効にする必要があります。
この機能を有効にすると、
カスタムフィールドメタキーという項目が表示されるようになります。
カスタムフィールドのキー名を入力すると、フロントエンドで、カスタムフィールドの値が表示されるようになります。
投稿で、よく使用する定型文や、ショートコードを使った簡単な計算結果を表示できるようです。
12/27 追記
この機能が実際に本領を発揮する場面としては、例えば非同期パターンを作成し、その一部の段落にカスタムフィールド名を入力しておくといった事で、投稿のカスタムフィールドの値でバインドできるという事になり、非同期パターンは部分同期するようになります。
非同期パターンは従来、単なるコピー機能でしたが、データバインドが可能になるとパターンの役割は大きく変化することになると思われます。
関連：同期パターンの部分同期
ショートコードで簡単な計算結果を表示する例
functions.php
カスタムフィールド year, month, dateを使って誕生日を入力しその値から年齢を計算する例
add_shortcode( 'age' , 'nobita_age' );
function nobita_age() {
global $post;
$now = date( "Ymd" );
$year = sprintf( '%04d', get_post_meta($post->ID,'year',true ) );
$month = sprintf( '%02d', get_post_meta($post->ID,'month',true ) );
$date = sprintf( '%02d', get_post_meta($post->ID,'date',true ) );
if( ! checkdate($month,$date,$year) ) {
return 'invalid date';
}
$birth = (int) $year . $month . $date;
return floor( ($now - $birth) / 10000 );
}投稿の新規作成時にyear, month, date, ageフィールドを自動作成する例
functions.php
add_filter( 'default_content', 'my_default_content',10,2 );
function my_default_content( $content,$post ) {
add_post_meta($post->ID, 'year', ' ', true );
add_post_meta($post->ID, 'month', ' ', true );
add_post_meta($post->ID, 'date', ' ', true );
add_post_meta($post->ID, 'age', '[age]', true );
return $content;
}
実験コードのため、フィールドに値を入力しない場合は、invalid date と表示されます。